edamamesakuraの部屋

趣味で描いてる漫画や、好きな作家さんについて書いています。

吉田窓先生

 80年代後半の少年チャンピオンに登場した吉田窓先生。
立原あゆみ先生のアシスタントだったそうで、少年漫画と少女漫画のハイブリッドのような清潔感のある絵柄で、
チャンピオン伝統のヤンキーマンガを描き、それが新鮮でした。

「房総暴走族ブラック金魚」「対マンマン」の連載を経て、満を持して登場したのが「1と2」
純一と純二、二人のヤンキー1年生を中心に、母校の名誉のために、駅伝、柔道、野球、果てはトライアスロンと数々のスポーツに挑戦し、
その合間(?)に他校の縄張り争いや侵略行為に対して、正義のケンカに乗り出していくという欲張りな漫画でした。

 

 

その後に始まったのが「おれは力だ」
原作が立原あゆみ先生の相撲漫画でした。かなり相撲に精通しているようで、入門して番付の下位の方から徐々に昇進していく様を丁寧に描写していましたが、
なかなか主人公が出世しないので飽きてしまいました…

 

 

少し前に少年チャンピオン創刊40周年記念として、「1と2」のその後を描いた番外編が読み切りで掲載されました。
現在、連載はされてないはずなのに、全く絵のブランクや衰えを感じさせない作画に驚き、多分、立原先生のアシスタントに戻って
現役で仕事をされてるんだろうなぁと勝手に想像してしまいました。