edamamesakuraの部屋

趣味で描いてる漫画や、好きな作家さんについて書いています。

幻のイデオン

伝説巨神イデオン」については思い入れが強過ぎて、いくらでも長々と書いてしまいそうで、
特にこのご時世ですと、コロナウイルスはイデによる、人類が善き生命体であるかどうかの試し、であるとかついつい妄想してしまいます。

 

ネットで検索してヒットした、アニメージュ80年5月号に掲載された初めてのイデオン記事からの画像。

著作権的に問題があるとの指摘がありましたら後から削除します) 

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イデオンのデザインが微妙に違います。

 

実際にオンエアされた作品よりも陰影のコントラストの強い、このイラストを見た時の当時の衝撃は大きくて、私にとって今まで見た事のない絵でした。
タツノコプロの絵に似てると当時よく言われましたが、西洋的というかビフテキの肉食系なそれとは微妙に違うと感じました)
この時の2ページの特集には他にも、宇宙服を着たベスとギジェ(らしき人)のビームサーベルでのチャンバラの1シーンのイラストもありました。
これも、湖川友謙さんのデッサン力の固まりのような嘆息物で、ひたすらテレビでのオンエアを心待ちにしておりました。

が、静岡では平日夕方の早い時間帯での放映だったので、当時なかなか部活動と塾との折り合いがつかなくて、初めてイデオンを観たのは11話くらいになりましたし、
その後も飛び飛びになってしまいました。

 

テレビで本編を見るより先に音楽BGM集を先に購入する事になりました。 

伝説巨神イデオンBGM集

伝説巨神イデオンBGM集

 

このコスモの横顔のイラストも一生忘れられないです。色の乱暴で大胆な筆さばきが、正に芸術家、アーティスト!という感じで魅了されました。

(CDだとスターチャイルドの帯がデカくて邪魔な印象です)

 

この音楽集に寄せられた富野 喜幸(現 由悠季)監督のコメントで「イデオンの終局は死滅かもしれない、それは絶望で終わらせたくないのだが…」みたいな事が書かれていたと記憶しております。
82年の夏までイデオンにとり憑かれたような時期でした。

 

そしてその後の喪失感を埋めたのが、おそらく時期的に来春アニメ映画の公開が予定され、大々的にフェアが展開されていた「幻魔大戦」という流れだったと思います。